2023年四季図(春分図・夏至図・秋分図・冬至図)
四季図において春分図は1年間、夏至図~冬至図では春分図に加え約3ヵ月間の社会情勢や天候などが示されますが、マンデン占星学では四季図の性質上、チャートを細かく読み解くことはしません。季節毎の大きなテーマとして予測して行きましょう。
2023年3月21日(火)6時24分・春分図
春分図(東京)では、左半分の1ハウスと12ハウスに天体が集中しています。1ハウスは国民(自分自身)。12ハウスは隠れてみえないもの(密約、宗教、亡命、テロ)を意味しており、2023年は昨年以上に今まで見えなかったものが明るみになって行くのではないでしょうか。12ハウスの太陽と海王星、3ハウスの火星とのハードアスペクトは正体がはっきりしないものからの攻撃や問題発生となりますが、アセンダントに重なる木星が良い仕事をしてくれそうです。また10ハウスには水瓶座へ移る直前の冥王星が上がり、アセンダントに木星とキロンが重なっていることから、それぞれが自身の心と深く向き合って行くことがテーマとなりそうです。
アセンダントのサビアンシンボル:牡羊座15度「毛布を編むインディアン」は、地道な努力によって理想を形とする度数です。アセンダントと木星はコンジャンクション(0度)することで人々に光を注ぎますが、古い習慣や価値観に流されないように自分をしっかり持つ必要がありそうです。
太陽のサビアンシンボル・牡羊座1度「海から上がった女性をアザラシが抱きしめている」
2023年6月21日(水)・23時59分夏至図
夏至図では、ICと太陽のコンジャンクション(0度)に注目する必要があります。太陽は水星とともに通信や交通を意味する3ハウスにあり、水星は5ハウスの天体とアスペクトを作りますので投資やスキャンダル的なことが世間の注目を集めそうです。太陽とICの合は、4ハウスの土地や災害、野党についての対応に追われる可能性を示しています。
アセンダントのサビアンシンボル:牡羊座7度「ふたつの領域を同時に表現する」は、光と闇を体験を持って理解して行く度数です。
太陽のサビアンシンボル・蟹座1度「船に掲げられる古い旗と新しい旗」
2023年9月23日(土)15時51分秋分図
秋分図は四季図の中でも天体が多方に散らばっています。DCに重なる金星が利権や金銭的な問題を表す。太陽は7ハウス(外交・同盟国との関係)にあり1ハウスの海王星とオポジション(180度)、冥王星とトライン(120度)を形成し同盟国との交渉事に焦点が集まりそうです。秋分から冬至までの3ヵ月間は金銭問題に注意が必要です。
アセンダントのサビアンシンボル:水瓶座22度「子どもが遊べるよう床に敷いたラグ」 癒しの度数です。
太陽のサビアンシンボル:天秤座1度「完璧な蝶の標本」
2023年12月22日12時28分(金)冬至図
冬至図では1ハウス(国民)と9ハウス(海外、投資、研究、宗教)に天体が集まり、春分図と同じく10ハウスに冥王星が上がります。月は冥王星とスクエアを作りますが、太陽と土星で小三角を作り、冬至から春分までの約3ヵ月間はひとつの新しい答えを見せてくれるでしょう。
アセンダントのサビアンシンボル:牡羊座20度「冬鳥に餌を与える少女」は奉仕の度数です。
太陽のサビアンシンボル・山羊座1度「承認を求めるインディアンの酋長」