太陽と金星のアスペクト・占星学（西洋占星術）ホロスコープ

太陽と金星のアスペクトは、人生の目的を意味する太陽と愛情や芸術を意味する金星の組み合わせのため、愛情に関わる自己表現力となります。占星学（西洋占星術）のネイタルチャート（出生図）では、太陽と金星は48度以上は離れることがないため、メジャーアスペクトはコンジャンクション（0度）のみです。マイナーアスペクトでは、セミセクスタイル（30度）、セミスクエア（45度）が作られます。

太陽と金星のアスペクト・占星学（西洋占星術）ホロスコープ

太陽と金星のアスペクト（コンジャンクション/0度）

太陽と金星のアスペクトがコンジャンクション（0度）の人はコンバストとなります。コンバストとは燃え尽きてしまうと言う意味で、太陽の熱に金星が焼かれてしまい、金星の良さが失われてしまうと言う意味です。金星は本来、愛情や芸術、お金の使いなどの天体ですが、太陽と金星のアスペクトがコンジャンクションの人は、恋愛やお金の使い方が幼く上手くありません。時期で見る場合、太陽と金星のコンジャンクションのアスペクトが作られる時は、モテますしお金が入って来やすい時期となるでしょう。相性で見る場合、太陽と金星のコンジャンクションは良い相性ですが、恋愛と言うよりも家族的な感覚に近いでしょう。

太陽と金星のアスペクト（スクエア/90度・オポジション/180度）

太陽と金星のアスペクトがスクエア（90度）、オポジション（180度）が作られる時期は、恋愛もお金も思うように上手くいかない時期となります。自信過剰になり煙たがられたり、よくないものに手を出してしまったり、贅沢が過ぎてしまったり、自己過信が失敗に繋がるアスペクトです。相性としてみる場合、太陽と金星のハードアスペクトは、相依存のような疲れる関係になります。

太陽と金星のアスペクト（トライン/120度・セクスタイル/60度）

太陽と金星のアスペクトがトライン（120度）、セクスタイル（60度）が作られる時期は、人気者になったり、お金が入って来たり、楽しい時期となります。金星の意味する芸術活動も良い時期でしょう。ただし、ネイタルチャート（出生図）に太陽と金星のコンジャンクションがある方は、良い時期が来ても注意が必要です。相性としてみる場合、太陽と金星のソフトアスペクトは、相思相愛のように惹かれ合う関係となります。