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2023-08-09

占い師に向いている人・向いていない人

占いが好きで「占い師になりたい」とお話される方は多いです。占い師になりたい動機は様々ですが、求人情報に「占い師募集・未経験可」なんてものもあるくらいですので、占い師への間口は広く、極端な話をすると本屋に行ってタロットカードを買って来て「今日から私は占い師です」と言ってしまえば、あなたも占い師です。しかし、占い師に限らず、仕事には適性があり多少の向き不向きはありますね。素直に学ぶ気持ちがあって、人の役に立ちたいと思う気持ちがある方は向いていると思います。反対に学ぶのは面倒くさい。今の環境が嫌だから楽な仕事をしたいとは思っている方は向いていないと思います。どんな仕事でも楽が出来たら良いですよね。

占い師に向いている人・向いていない人

Girasol Tarsio Arte VisualによるPixabayからの画像

占い師に向いている人

占い師になるのは、スピリチュアル能力が必要なのでは?と思われる方もいますが、あるに越したことはありませんが、スピリチュアル能力がなくても占い師にはなれます。寧ろ、中途半端なスピリチュアル能力であれば、ない方がよいでしょう。それは何故かわかりますか?西洋占星術、四柱推命、九星気学、手相、タロットカード・・様々ある占いにスピリチュアル能力は必要ありません。時々、霊感タロットカードと書かれていることもありますが、あれは、そのように書く方が目を惹き、売れるからなのです。占い師の適性を考えると沢山ありますが、ここは外すことができないポイントを書いています。

人の役に立ちたいと思っている人

人間は誰かのために何かしてあげることに喜びを感じる生き物だそうです。その対象が愛する人に限定している人もいれば、そうではない人もいると思いますが、純粋に不安や悩みを抱えている人のためになりたい気持ちがある方は占い師に向いていると思います。しかし、親切の押し売りにならないようにしましょう。

学び続けることが出来る人

占い師は学び続ける必要があります。占い師の方は、占いそのものが好きな人が多く、好きなことだから学びも苦にならないと感じている方もたくさんいらっしゃいます。また、占いの学校を卒業したから、今後は日々の鑑定が勉強だと言う方もいらっしゃいます。それは、それで良いと思いますが、あらゆる悩みにアドバイスができるよう、日々自分を省みることが出来る人は占い師に向いています。

柔軟性がある人

占い師の元には、様々な方がご相談に来られます。占い師の個人の想像を超えたご相談もあるため、どのような内容であっても否定せず、柔軟に対応できる性質を持っておられる方は、占い師に向いているでしょう。

占い師に向いていない人

占い師に向いていない人は、占い師に向いている人の逆パターンです。つまりは、自分本位で楽をして稼ぎたいと思っている人は向いていません。また、有名になりたいとか、心理的に偉くなりたいと思っている方は、占い師に向いていないでしょう。

人の話を聞けない人

時々、お喋りが止まらない方で「喋るのが好きだから占い師になりたい」と言われる方がいます。喋るのが好きと喋るのが得意はイコールではありません。よく考えてみてください。占い師に相談に来られる方は、悩みや不安を抱えているから来れるのです。その時に、自分の悩みとは関係のない占い師の話をベラベラと聞かされたらどう思うでしょう。本質的にここがわからない方は占い師には向いていません。

学ぶ気がない人

自分は人生経験が豊富だから、占いの勉強は面倒くさい。今すぐでもアドバイスはできると思っている人は、占い師に向いていません。趣味で占いをするくらいであれば、人生経験は大いに役に立つでしょう。

柔軟性がない人

占い師の元には、様々な方がご相談に来られます。その際、占い師個人の固定概念を押し付けてしまうと話になりません。正論が辛い時もあるのです。世間には辛口占い師さんと言うのもいらっしゃいますが、辛口の中にも愛があれば違いますね。自分のアドバイスが一番だと思っている偉くなりたい人は向いていないでしょう。

まとめ

占い師は決して楽ではありません。そもそも、いい大人が科学的に立証されていないものを真剣に考えている時点で怪しく社会的地位も低い仕事です。それでも、占いそのものが好きで、占い師になりたいと思う方が、占い師に向いているのだと思います。

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