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2021-02-01

タロットカード「2.女教皇/女司祭(THE HIGE PRIESTESS)」の意味

タロットカード大アルカナ・女教皇(女司祭)は「精神性や秘密」を意味するタロットカードです。魔術師(THE MAGICIAN)のもとで創造性を学んだ愚者は、月夜の海辺で内なる世界へ意識を向ける女教皇と出会います。タロットカードの解釈として、少し捉え難さを感じる女教皇(女司祭)ですが、高潔な存在として、人々のお手本でありつづけなければならない(本人もそれを望んでいる)女教皇(女司祭)の心情をイメージすると良いと思います。「精神性・秘密」をポイントとして、タロットカード女教皇(女司祭)を捉えるとタロットカードリーディングの理解が深まります。

ウェイト版タロットカード女教皇
Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像

タロットカード大アルカナ「女教皇/女司祭(THE HIGE PRIESTESS)」

タロットカード「女教皇/女司祭(THE HIGE PRIESTESS)」に描かれているもの

背景は青色。海(聖母マリア)イメージする青いローブ。十字架。冠の満月。足元の三日月。秘密の書物「ユダヤの聖典(TORA)」。ザクロのタペストリー。黒と白の柱。

マルセイユタロットカード・女教皇/女司祭(La Papesse)

マルセイユタロットカード女教皇
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com

ウェイト版に比べ、マルセイユ版タロットカード女教皇(女司祭)の方が親しみやすい雰囲気です。女教皇(女司祭)が手に持つ書物は開かれています。

数字「II(2)」

「2」陰陽。相対。二極。二元。光と闇。男女。明暗。受動的を表す。

タロットカード「女教皇/女司祭(THE HIGE PRIESTESS)」から見えて来るもの

真っ直ぐ前を見据える女教皇は、深い知性と洞察力の象徴です。能動的で物質性を象徴した魔術師を経て、受動的で精神的な女教皇は、イエスが男性を弟子に選んだとして女性司祭を認めていないカトリック教の世界では、女性が司祭となることは認められていない。女教皇は性別を偽り教皇となり、子を身ごもった伝説上の人物・女教皇ヨハンナをモチーフにされているとも言われています。(諸説あります)

女教皇には美しい青い衣装を身に纏い、沈黙の中で座る女性が描かれています。女性が手に持つ書物から、女性は位の高い聖職者であることを表しており、秘密の書は、一般の人には見ることが出来ない。理解することが出来ない神の教えが書かれています。

女教皇の冠、足元の波から顔を覗かせる三日月は、月の満ち欠け。揺れる気持ち、変わりやすい心を表しています。ザクロは女性性。黒と白の柱は二元性です。

女教皇は思慮深く人々を正しい方向へ導く役目を担っており、彼女自身が皆のお手本となるように神の教えに忠実に生きているのです。女教皇が逆位置の場合、頭でっかちで知識ばかりが先行していることを意味します。物事を多角的に見て行かなければ自分も周囲も苦しむことになりますので、客観的に自己を見ることが出来ているか、視野を広げる必要があります。

正位置の意味

直観・理性的・精神性・純潔・一途・霊感・威厳・秘密・静寂

逆位置の意味

非現実的・潔癖・神経質・知識先行・妄想・消滅

「女教皇/女司祭(THE HIGE PRIESTESS)」と対のタロットカード

12.吊るし人(THE HANGED MAN)

ウェイト版タロットカード吊るし人
Holly Voleyによる1909年版のスキャン画像

「女教皇/女司祭(THE HIGE PRIESTESS)」の次は「女帝(THE EMPRESS)」です。

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