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2019-01-20

四柱推命・天干星(変通星)から見る人生のテーマ

四柱推命とは、陰陽五行思想が基盤にあることから、全体的なバランスや不足を補う考えがベースにある占術です。命式表には、宿命や運勢の全体像や性質傾向が描かれており、個人の選択が優先されますが、どのように人生を展開していけば良いのか知ることが出来ます。流派によって違いはありますが、五行推命では命式表の中心となるのは天干星(変通星)と考え、それぞれの天干星から人生の大まかなテーマを把握することが出来ます。天干星とは西洋占星術のような実際の天体ではなく、気などの力の強弱を記号化したものです。ここでは、命式表から中心星を出し、人生のテーマを導き出しましょう。

天干星(変通星)の出し方

簡易命式表からご自身の命式表を出すことが出来ます。下記図を参考にして中心星を出しましょう。

下記図の命式の丸で囲った部分が中心星となります。この方の場合、偏財星が中心星となり、人情的な星で人付き合いに重きを置く生き方をします。命式表には偏財星が3つあることから、偏財星の影響が強い方だと言うことがわかります。

四柱推命 命式表

天干星(変通星)の人生のテーマ

天干星から見る人生のテーマはあくまでも大まかなテーマです。当たり前のことですが、ここに書いているものがすべてではありません。

天干星人生のテーマ
比肩星自分の弱さに負けず信じていることを貫くこと。
劫財星強気になり過ぎず目標達成を楽しむこと。
敗財星周りを気にせず自分のペースで目標を達成を楽しむこと。
食神星遊び楽しみながら周囲との調和を大切にすること。
傷官星直感とセンスを活かし強く優しく生きること。
偏財星自分を大切にしながら人との関わりを楽しむこと。
正財星自分を労わりながら何かを積み重ねて行くこと。
偏官星周囲との調和を大切にしながら行動する喜びを感じること。
正官星本質を大切にしながら責任を全うすること。
偏印星人と違ったアイデアを活かしながら調和を取ること。
印綬星知識を活かし周囲との関わりを楽しむこと。

天干星を活かすことが出来ない時

中心となる天干星を使わない生き方は出来ないものですが、中心となる天干星に逸れた生き方をしていると何故だか上手く行かなかったり、何か違うと感じる。と思う出来事が起こるでしょう。例えば、中心星に官星と言う活動的な星を持っていいたり、官星の影響が強い命式の方の場合、家で大人しくしているのは苦手なはずです。事情があって外に出ることができない場合でも、何らかの形で外との関わりを持つことで活発なエネルギーを上手く使うことが出来るようになるでしょう。

まとめ

自分にとって影響力の強い星が何かを知っているだけでも、生き方そのものに色付けができます。また、影響力の強い星の特徴をどのように人生に活かすかを考えると良い流れに乗ることが出来るでしょう。しかし、四柱推命に限らず、どのような占いにも言えることですが、占いは、占いの結果に振り回されるのではなく、自身の特徴や気運を知り、人生をより良く展開するつもりで活用してください。自分自身への理解を深め、運を味方につけて人生を創造して行きたい方はセッションをご依頼ください。

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