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2019-06-15

期待感との上手な付き合い方

期待って何でしょう。わたしたちは日常的に様々なことに期待をして実現を待ちわびています。まるで期待せずに生きられないかのように、大きなものから小さなものまで望みを持って過ごします。

上手に付き合わないと辛くなってしまう原因となる希望とは違う期待。 今回は、少しのあやうさを秘めた期待する気持ちとの上手な付き合い方について書いています。

・猫の期待しているもの

13年ほど同居している猫は、ドライフードより缶詰めやパウチに入った軟らかいご飯を好んで食べます。
ニコの食事への執着は凄く、猫缶がある時は美味しいご飯が貰えることを期待して1日を過ごし、猫缶の在庫数を記憶しているのか何なのか、家に猫缶がある限り、猫のお世話係である私の行動をじっと横目で観察をし続け、お世話係が少しでも猫缶に近寄ろうものなら走って来てご飯を催促します。

そんなに暇なら、家に入って来たヤモリでも捕まえてくれたら有難いのですが、野生の勘を失ったニコはヤモリを見付けても平常心のままです。

茶トラ猫

いくら美味しいご飯を欲しがっても、毎回、好きなものばかり食べさせる訳にはいかないので、悲しそうなニコの顔が想像できても、心を鬼にして、しなくても鬼かもしれませんが、私はドライフードを手にします。

期待通り猫缶を得た後は、満足すると名前を呼んでも反応さえしなくなる徹底ぶりには色々と考えさせられるものがありますが、猫と言うのはそういう生き物なのでしょうね。

それでも、よく考えると、人間も願いを叶えて欲しい時は、必死に相手の顔色を伺ったり、甘えたり、神頼みをすることがあっても、願望が達成した途端、そっぽを向いてしまう。なんてこともありますね。

・願いごとへ注ぐエネルギー

時として、いくら努力をしても願いが叶わないことがあります。
願い事へ注ぐエネルギーこそが期待なのですが、期待が大きければ大きいほど、期待通りにならなかった時、状況を受け入ることができず、落胆も大きいように思います。

例え、望み通りにならなくても、不幸のどん底に落ちる訳ではないのですが、結果が伴わないと全てが無駄になってしまったかのような錯覚に陥ってしまうのは、それだけのエネルギーを願い事へ注いでしまったからなのでしょう。では、どうしたら良かったのでしょうか。

・幸せを限定しない

期待をしてはいけないと言うことはありません。期待はやる気を出したり、目標を達成するための大きな原動力となることがあります。それでも、期待を膨らませ過ぎてしまうと、本来の目的が見失われてしまうので注意が必要だと言うことです。

期待は、ポジティブなようでネガティブにもなりうるエネルギーです。

期待をしてしまうのは、願いが叶うと幸せになれると思い込んでいて、思い通りにならないと不幸だと思っているからですが、思い描いた通りになることと、あなたの幸せはイコールとは限りません。

一見、不運に見えることでも、時間が経つと視野が広がり、改めて良かったと思うことがたくさんあります。

私も過去、夫が浮気相手の元から帰って来なくなった時、子どもが幼かったことから、家族でいることが幸せだと思っており夫の帰りを願ったことがありましたが、その後の経過を見て行くと、あの時、帰って来てくれなくて本当に良かったと心から思います。(もちろん、当時はそんな風に思えませんでしたよ。)これは、ちょっと極端な話でしたね。

思い通りに行かずにヤキモキしている時に、周りの人から「それで良かったんだよ。」と言われたことはありませんか?単に慰めの言葉のように聞こえてしまうかもしれませんが、周りは冷静なので、後で思い返してみると本当にその通りだと思うことがあります。

また、「これで良かったんだ!」と思うと、不思議とその通りに「良かった現実」が広がって行くように思います。

・引き寄せの法則から見る期待との付き合い方

長年、人気がある「引き寄せの法則」ですが、引き寄せの法則をしっかり理解していないと、願いが叶うどころか真逆の方向に現実が進むことがあります。 例えば、「 願いを叶えるぞ!」と気合を入れて、1日のうち数時間、望みが叶ったイメージを思い浮かべてしまう。四六時中、願いごとのことばかり考えてしまうなどです。

これらが何故、願望実現と真逆の方向に進むのかと言うと、私たちは、普段から自分が放つ波動と同じ波動を発する現実を引き寄せています。 波動とは、その人が発するエネルギーのことで、本人が考えていることで簡単に変化する波のようなものです。波動は波動を引き寄せるのですから、「願いを叶えるぞ!」がスタートであることが、そもそもの間違いであり、また、引き寄せの法則に期待を注ぎ過ぎることが、逆にネガティブな感情を自分の中から惹き出してしまっているのです。

経験上、何かを引き寄せたい時は、一切の期待をせずに絶対にそうなる!と信じて行動するのが、結果が出やすいと感じています。この場合の、一切の期待をせずの理解が難しいと言われることがありますが、深く考えるものではないので、言葉のまま受け取ってください。

明日、晴れて欲しい。と言う願いがあり、晴れて欲しい。雨が降らないで欲しい。と考えるのではなく、晴れて欲しいけど、雨が降っても、どちらでもいいやと思うことです。期待していないでしょう?

・既に満たされている幸せに気付く

猫缶が貰えることを期待して、ソワソワと落ち着きなく過ごす猫になるより、満たされている現状に気付くほうが幸せが広がって行きそうです。

失踪中の黒猫のつゆちゃんは、数日前まで野良猫だったので、ご飯を容器に移す際、落ちてしまったカリカリご飯も急いで食べるほどでした。動物病院の帰りに逃がしてしまい、こんなことになるなら、もっとたくさん食べさせてあげたら良かったと思っています。そして、私が落ち込んでいるとわかって、様々な優しい言葉を掛けて下さった方々、本当にありがとうございます。(6/28日追記)

少なくとも、このブログを読んで下さっている方の周りには、たくさんの幸せが散りばめられているはずです。
上手くいかないことがあったとしても、悩みごとがあっても、あなたは確実に幸せの中で生きています。
私は不幸だ。と思っていても、上手く行っていない部分にばかり目を向けず、どうぞゆっくりと周りを見渡され、満たされているものたちを見付けて下さい。きっと沢山の幸せに気付くことが出来るはずです。

・まとめ

もしも、叶って欲しい願いごとがあれば、その願いが実現するように現実的な努力を怠らず過ごすことが「期待と上手に付き合うこと」になると思います。

とても普通のことですが、案外、この普通でシンプルなことが出来ていないのに、空想にふけり現実逃避に力を入れてしまうことがあるものです。

自分以外の誰かを変えようと、期待して躍起になるのも同じことが言えますね。

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