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2021-12-16

2022年の幸運の星・木星

西洋占星学で木星(Jupiter)は、グレートベネフィックと呼ばれ、約12年に1度のサイクルでひとつのサイン(星座)を巡り幸運と発展を導く天体です。 2021年12月29日に魚座へ入る木星は、瞬足で魚座を抜け牡羊座へ移ります。秋に木星は再び魚座へ戻りますが、魚座から牡羊座へと12星座のひとつのサイクルが終わりを迎える2022年は、終わりと始まりを意識して過ごされると、訪れるチャンスをしっかり掴むことが出来るでしょう。

  • 木星は太陽の周期を約12年(11.861年ほど)かけて公転 します。
  • benefic(ベネフィック)とは、好ましい、慈悲深い影響を及ぼすと言う意味です。

ちなみに、前回、木星が魚座~牡羊座を移動した年は、2010年~2011年でした。(2010年6月6日~9月9日に牡羊座へ入り。2011年1月23日に本格的に牡羊座入り。)当時を振り返ることで、2022年の過ごし方が見えて来ますよ。「2010年の出来事」と検索されると過去の主な出来事やニュースを一覧で見ることが出来ます。

2021年12月29日〜2022年5月11日 木星魚座

2021年12月29日13時10分頃~木星が魚座サインへ入ります。この間は、魚座の意味する物事への共感性が高まります。魚座の海王星の影響もあり、音楽、映像、芸術、ファッションなどでも淡く儚いファンタジー的な要素が広がるでしょう。ある意味、優しく癒しの期間とも言えますが、物事が定まり難くモヤモヤとすることも増えそうです。次のサイクルへ進むための浄化作用が始まりますので、積極的に掃除や手放しを行いましょう。身体の不調を放っておかないように。

蟹座・蠍座・魚座に主要天体がある方は幸運期です。

2022年5月11日〜2022年10月28日 木星牡羊座

2022年5月11日8時22分頃~木星が牡羊座へ入ります。木星は7月28日に逆行を始め、10月末には魚座へ戻るため、この間は試運転期間ですが、新しいことを始めたくなったり、今までとは違った感覚を感じられるようになるでしょう。全体的に活発に動いて行こうと時代が変わって行きます。前サインの魚座と違い、素早く結果を求められる。フットワークの軽さが肝となるでしょう。ただ、焦る必要はありませんので、目の前のことを確実にこなして行こうと思うと良いでしょう。

牡羊座・獅子座・射手座前半度数に主要天体がある方は幸運期です。

2022年10月28日〜2022年12月20日 木星魚座

2022年10月28日14時10分頃~木星が魚座サインへ入ります。2022年前半に頑張ったことの答えが出ますが、それを受け取って、どのようにするかはあなた次第。本格的に次のサイクルへ向かうために、取捨選択が行われます。この間は、夢見がちで冷静になれば、到底不可能と思えるようなことに投資をしてしまったり、無謀なことに時間を費やしてしまうこともあります。意識的に心身の浄化、不要なものを手放しましょう。あなたにとって必要のないものは離れて行きます。ここで終わりを迎えるものへは、できるだけ執着せず流れに任せましょう。

蟹座・蠍座・魚座後半度数に主要天体がある方は幸運期です。

2022年12月26日~ 木星牡羊座

2022年12月26日23時32分頃~木星が牡羊座サインへ入ります。2022年も後数日で終わりを迎える頃ですが、魚座の浄化期間に自分としっかり向き合えた方は、自分の可能性を広げるための準備が整っているでしょう。魚座から牡羊座へ、全く色の違うサイン移動が起こる2022年ですが、周りに流され過ぎずに、自分の心と向き合いながら過ごしましょう。

木星のサイン移動により、流行するもの(ファッション、音楽、エンタメ、芸術など)、人との繋がり方が変化します。魚座の木星期間は、癒しムードが高まりますが、牡羊座に入るとストレートでわかりやすいものが必要とされるようになるでしょう。変化の年を柔軟な姿勢で受け入れて行きましょう。

Jill WellingtonによるPixabayからの画像
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